先日、友人のインスタグラムに
こんな投稿が⬇

「玄関外に日に日に増える謎の石、
2年生にもなってまだその辺の石を
拾って帰るのか?
と思ったら5年生の方の
仕業だった。男ってやつは」
と。
何言ってんだ!
石は男のロマンなんだよ!
なんでわかってやんねーんだよ!
と、その記事を見て思いました。
(プッてなりましたけどね)
とある37才の男は
道に石が落ちていれば
長渕ばりのキックで蹴り飛ばすし
水があるそばに平べったい石があれば
山田久志ばりのアンダースローで
肩がめげるくらい本気で投げる。
(例えが古い。鹿取くらいにするべきか)
男は石にワクワクがとまらんのですよ(笑)
(俺だけだったらどうしよ…)
目次
石はワクワクする
先日完成したお客様の家でも
あるところに石が使われています。
勝手口の土間でまずは完成から⬇

この石は那智石(なちいし)と言って
和歌山県の奈良県境にある
那智という地方で取れる石で
よく見てもらうと、石が1個、2個、3個と
並べられているのがわかりますかね?
これ一二三石(ひふみ石)と言って
京都は修学院離宮で見られる手法なんです。
まずは大きい袋から色の似た石を集めて⬇

次は大きさを大体同じになるように分けて⬇

仮に並べて写真で記録しといて⬇

左官屋さんにモルタルを塗ってもらった後に1こずつ埋めていきます。

↑クリックで動画が見れます
これは完全に俺のセンスによります(笑)
バランスが本当に難しかった〜
玄関って言うとほとんどの家が
タイルだと思うんですけど
石も味があっていいですよ!
ちなみに我が家の玄関は
洗い出しと言って、小さな石が
たくさん埋め込まれています。

石はあったかい
石とタイルって何故か一緒にされがちなんですが
全然違うものですからね。
例えば焼肉の締めの定番(俺だけ?)
石焼ビビンバ↓

これは想像しやすいでしょう?
遠赤外線効果があって保温効果が高い
石のお皿。
これがタイル焼きビビンバだったら
あんなにずっと温かくは無いはずです(笑)
余談じゃけど昔ビビンバをおかずに
白ご飯食べとるやつおったな(笑)
タイルに保温性は無いけど
石は保温性に優れている
って事で石はお風呂で使う事も出来るんですよ!
昔の家はほとんどタイルで出来ていたのでめちゃくちゃ寒いイメージがあると思いますが↓

旅館なんかの大浴場では
こういった十和田石や⬇

伊豆石が使われている事が多いですね⬇

ちなみにうちは
十和田石が貼ってあります。
あ、言っておきますが
石なら何でもという訳ではありません。
御影石などのつるっとした石は
滑りやすいし、保温効果はそんなに高くはありません。
お風呂が未だにタイル張りのお宅は
浴室暖房などをつけるなどして
暖かくして入りましょう!
ヒートショックで亡くなられている方が
周りにもすごく多いです…
石は耐久性がすごい
なんてことは説明するまでもないですね。
古くから石は永久不変の存在だと
考えられていたそうですね。
よってこんな話しもあるそうですよ↓
不老不死に憧れを抱いた者の中に
鉱物(石)を永久不変の元として捉え、それら鉱物から
「不老不死のエッセンス」を抽出すれば、いわゆる
「不老不死の薬」が作れると考えた人もいたそうです。
失敗して中毒死したそうですが…
石がそういう長寿の象徴みたいな
捉え方をされていたのは間違いないですね。
神社などでは石を奉られている所もありますし。
耐久性が高くて保温性のある石
ほんといいですよー!!