先日、山桜のテーブルを納品させていただきました!
友人、えみちゃんの所に(^^)
買ってもらって嬉しいような、いなくなって寂しいような(笑)
今回、我が家にあった山桜の一枚板を使ったんですが、まぁクセが強かったですね。絞った雑巾みたいになってました。
長さは2mくらいあったんですが↓
1.3mくらいでいいということだったのでカットして↓それでも55キロもありました。
息子は今120センチメートルです。
カットしたらあとはひたすらまっすぐに削るだけ。
ただ、ほんまにひねりすぎてて最初の半日はぼーっと眺めているだけでしたね。どこ削ったらいいかさっぱりわからず立ち尽くしていました。それでも「お前、きれいな木目しとるの~」っていやらしい目で見てましたけど(‘ω’)
ふだんは電気カンナは1つしか使わないんですけど、あまりにも難易度高すぎて曲面カンナやバカでかいカンナも引っ張り出してきて何とか加工できました。
一枚板ってやつは、何年も寝かしとる間に木が動いて(曲がったりひねったりってこと)一通り動いたかと思って加工したらまた動くんですよね。これが難しいところ。でもこれがたまらなく面白いところ。
加工が終わったらオイルを塗って、数日後また塗ってを繰り返してやっと加工終了です。
この穴がたまらなくかっこいいんですよね。
一枚板だからこそのもの。自然が作り出したもの。これがえぇ。たまらん。
集成材で、機械がすべて同じ大きさに仕上げたものとは訳が違うでしょ(^^)
我が家のけやきの座卓にも角はこうなっとって↓
耳には虫食いもある。これはわざと削らずに残しました。
この板の赤丸部分↓
の拡大↓
芸術的でしょ!これ。虫に「もう一回同じものを作れ!」たって無理ですよ。
世界に1つだけ。
アメリカに自生する世界三大銘木と言われるウォールナットっていう木では、木の中から銃弾が出てきたり、リスが掘った穴が出てくることもあるらしい。(ウォールナットってクルミなのでね。)
一枚でできているから一枚板って言うんだろうけど、
世界に一枚しかないけぇ
一枚板!
こっちの方がしっくりくるね(^^)
今はまだ家に数枚しかないけど、来年には一枚板のショールームを作りますけぇ。
って言って自分を追い込む。
世界中の一枚板を集めて、その空間にあった一枚板のテーブルを作りたいと思います‼️
危なぁ。
完成の写真載っけるの忘れとったぁ。
おしまい♪