皆様明けましておめでとうございます!
本年もよろしくお願いします!
皆さんはどんな年末年始を過ごされましたか~?
清水家は妻と子どもたちが妻の実家がある大阪に先に帰ったので、僕は29日まで仕事して30日、31日と大掃除して僕も大阪に行きました。
大掃除では窓なんかも外して全部掃除するんですけど、一昨年の年末は確か寒すぎて窓を外してまで掃除せんかった。
だから窓を外して掃除をしたのは約2年ぶりでした。
結構カビが生えてましたね( ノД`)シクシク…
ペアガラス(2重サッシ)でも結露はするので皆さんこまめに掃除はしてくださいね!ぶち重たいのではずしてまでは掃除できないでしょうけど。
家の掃除が終わったら、大工道具を床の間に飾りました。一年のお礼に。
これは大工の三種の神器と呼ばれるものです。
手斧(ちょうな)、さしがね、墨坪の3つ。
実はこれ道具で「水」の文字を表しているんですよ。
大工にとって「水平は何よりも大事」ってことからです。
ここでちょっと豆知識。
池田輝政から姫路城の築城を命じられた大工の棟梁「桜井源兵衛」は、寝る間も惜しんで、大工の誇りをかけて9年の月日をかけて姫路城を完成させたそうです。
奥さんにも自慢の姫路城を見せたところ、「まぁ、なんて素敵なお城。ただ、私には少し傾いて見えます。」と言われたそう。
自分でもよく見てみると確かに傾いて見えたんだとか。
自分の墨付けが間違えていたに違いない!と責任を感じた桜井源兵衛はノミを加えて天守閣のてっぺんから飛び降りたそうです。
その後のって言っても昭和15年なので300年以上経ってからの調査では東に42センチ傾いていたことがわかったんだそう。ただ大工さんのミスではなく地盤沈下によるものだそうです。
これくらい大工さんにとっては水平が大事ってことです。
ま、単純に水が大事ですけどね。
人は水なしでは生きていけない。
「水は神様の血液」なんて言葉もあったり。
僕らが現場で嫌なのは井戸があること。知り合いで、神主さんにも来てもらってちゃんとお清めまでしてもらったのに井戸を砂で埋めたら腸に穴が開いて入院した男がいます。因果関係はわかりませんよ(笑)
でも確かに水は大事なものです。
今頃の作りではこのように基礎の上を配管が通っているんですけど、寝室の下に水が通るのはよくない。そんな大事なものの上に寝るのは失礼なんですよね。
これから家を建てられる方は、無いとは思いますが建築中の家の寝室の下を配管が通っているようだと他を通してもらいましょう!!
さ、今日はこれで終わりますが、今年は毎週水曜日には必ず更新します。
皆さんのためになるブログを書いていくつもりでいますので今年も一年お付き合いください。
おしまい♪