去年の秋の話しですが、ずっと行きたいと思っていた「江戸東京たてもの園」へ行ってきました。
余談ですが、行く途中に吉祥寺の駅を通ったので気分はマックス!
なんでかわかりますか?
あれですよ!吉祥寺って言うとろくでなしブルースの舞台になったとこだからです。
この街に井の頭公園があるんかー!前田太尊はここにいたのかー!と一人興奮してました。
未だに好きな漫画ランキング一位なんですよ。キングダム、宇宙兄弟を抑えて。
ちなみに前田太尊のモデルになった人は実際にいるそうですよ。
さ、本題。
江戸東京たてもの園には二・二六事件で暗殺された第20代内閣総理大臣「高橋是清」が実際に住んでいた家や↓
三井財閥の三井八郎右衛門の家などがあり↓
千と千尋の神隠しではここにある銭湯や看板建築のデザインが参考にされたという建物などがあります。(千と千尋見てないからわからんけど)
ちなみに建物はすべて実際に使われていた家です。
高橋是清の家については突っ込みどころがあるのでまた書きますが、今日は僕が大好きなこういった建物について↓
こちらは茅葺き屋根の農家の家。茅葺き屋根を作るのに大体1000万円はかかると言われているので、結構贅沢ですよね(笑)
この茅葺き屋根の家と必ずセットになっているのが「いろり」です。
(左が僕です)
なぜセットかと言うと、いろりからモクモクと上がっていく煙で木材や屋根の材料である「ススキ」や「ヨシ」がいぶされて強度が上がるからです。
それと虫がつかないようにするためです。虫が湧くと鳥が食べにきて、その鳥が屋根を荒らす。虫が直接悪さをするわけではないんですけどね。
人が住んでいない茅葺き屋根の家は10年ほどで屋根がだめになるのに比べて、人が住んでて、ちゃんといろりでいぶされている家は30年以上もつそうです。
そうは言っても、ススキやヨシのやりかえだけで500万円はかかるといわれているので、今では鉄板をかぶせている家がほとんどですね。(もったいない…)
こんな感じで↑
そのいろりですが、最近見ることが多かったな。
この江戸東京たてもの園で見て、今工事させてもらっている波輝カフェで作らせてもらって↓
年末に山賊で。
山賊は「いろり山賊」なんて名前だからやっぱり規模が違うね(笑)たまにすげー行きたくなる。
ちなみに(僕はこのちなみにが多い。そのため中々本題に入らない。悪い癖だ。2019年はちなみにを少なくしていくぞー!おー!!)。鍋をかけるこの部分に魚が使われているのは、魚は泳いでいるときまばたきをしないから「まばたきをせずちゃんと火を見守っていろよ!」という意味が込められています。
ここに吊るされているのが僕だったら必ず火事にする自信がある。温かくなるとすぐ眠たくなるし、一日7時間は寝んとやっとれんし。
そんなことはどうでもいいか。
今日は「火」つながりでこちら↓
薪ストーブの話し。
年末、福富ダムのイベントで薪ストーブの業者さんが出店すると聞いて、見に行ってきました。
有限会社ノームさんが出展されていたんですが、薪ストーブって色んな国のメーカーがあるんだなぁ。オランダじゃの、ノルウェーだの、イタリアだのと。
後日たくさんカタログを送って頂きました。
全部ヨーロッパ製かな?
下の3つはイタリア製で料理も出来るクッキング薪ストーブ。
ぶちオシャレじゃないですか?
僕は火を見るのが好きなので薪ストーブにずっと憧れを抱いている。
僕に限ったことではないはず。火を見ているとみんな落ち着くはず。
炎のゆらぎ(1/fのゆらぎ)は脳をアルファ波状態に整える効果があるためです。
炎を見ていると脳からリラックスさせるホルモンが出ているため人は火を見ると落ち着くんだとか。
原始時代まで遡ると、ヒトが火を使えるようになった時、火で動物から身を守ることができるようになった。食べ物を火にかけることができるようになった。夜寝る時、いつ襲われるかとビクビクすることがなくなっただろうね。
その遺伝子が現代人にも組み込まれているらしい。
だから火を見ると落ち着くんだね。
リビングや土間に薪ストーブのある暮らし、初めてみませんかー?
子どもたちが寝静まった後、薪ストーブの火を見ながら夫婦二人で色んなことを語り合う。コーヒーでも飲みながら。
たまりませんね(笑)
薪用の木なら常に差し上げることが出来ますからね!
おしまい♪