ナイチンゲールから学ぶエアコンを使わない健康的な家づくり!

先日、いつも俺の体を緩めてくれる整体士の重さんがイギリスに行かれておりました。

 

職業柄、体のあちこちが痛くなるのでいつも施術してもらっております。重さん無しじゃ良い家が建てれんのですよ。ほんとに。

そんな重さんのブログ⬇

https://ameblo.jp/shige-kuan/entry-12323747657.html

 

イギリスに気になる建物があったので、
「もし近場なら写真をお願いします」
とお願いしていたんですが泊まっていた所からはかなり遠かったらしく、願い叶わず。

 

気になる建物とはこちら⬇

聖トーマス病院です

 

聖トーマス病院の中にはあの「クリミアの天使」と呼ばれたナイチンゲールが作った
フローレンス•ナイチンゲール看護師助産師学校
があるんですよね。

 

ちなみに看護師さんを「白衣の天使」と例えるようになったのは、
ナイチンゲールのクリミア戦争での働きぶりから「クリミアの天使」と呼ばれた事がきっかけだそうですよ。

そのナイチンゲールが書いた「病院覚え書」の一節にこんな文章があります。

 

「建築業者が家を建てる目的は、あくまでも投資する資金に対する最大の利潤をあげる所にあって、
住居者の医療費を安くするところにないからである。

しかし、もし居住者達がもっと賢くなって非健康的な構造の住居に住む事を拒むようになれば、儲けに聡い建築業者達は、
たちまち正気に戻るであろうに。しかし現実には、彼らは一番安上がりな家を建て、またその家に住むような愚かな人々がいつの時代にも存在するのです。」

 

と。

 

これ、約140年前にナイチンゲールが記したものだそうですが、
ここでの非健康的な構造の住居(病院)とは、現代で言うシックハウス症候群ではなく
下の4つを指す物です⬇

 

1•ひとつ屋根のもとに多数の病人が密集している事

2•ベッド1つあたりの空間の不足

3•換気の不足

4•太陽光線の不足

 

これらの事が原因でクリミア戦争での死者が、大多数が傷ではなく病院の不衛生によるものだったとのちに推測されています。

 

改善されてつくられた病院が上の病院なんだそうですが
ナイチンゲールのこの教えは世界中に広がったそうですね。

 

ベッド1つにつき窓が1つ。
最低でもベッド2つに窓1つ。

 

そしてその窓の上にはさらに窓があって
常時換気していたそうです。

家の中を空気が通り抜ける間取りに!

 

家の中を空気が通り抜ける間取りに、そして屋根の断熱、そして素材を自然素材の呼吸する素材にすることで
エアコンをほとんど使わない暮らしをすることができます。

 

我が家にはそもそも客間にしかエアコンをつけていませんが
無垢の木と漆喰で出来ている事、そして風が通り抜けるようにしてあることで
「もう暑くてやれん!」なんてことはまずありません!

 

8月末の残暑が厳しい時期の、それも15時という最も屋根が焼けて暑くなる時間に我が家を訪れた
T−Linkタイヤサービスの社長、泰一くんもしばらくリビングで話していたところ
「あれ?大介さん、今扇風機だけですか? すごい涼しいですね」と言っていました。

 

もちろん暑いですよ!夏なんで。

 

じゃけどビニールクロスと合板フローリングで出来た家のそれも風を取り込めない家とは雲泥の差ですよ!

 

この間工事させて頂いたお客様の家もリビングのドアを開けていれば
掃き出し窓から勝手口まで風が抜けるようにしたので、8月末の昼間でもエアコンは使っておられませんでした。

 

そもそも俺は昔からエアコンが苦手なので、自然の環境の中で暮らす事が出来て大変満足しております。

窓から得られるもう1つのもの

 

当たり前ですが光ですね。

 

最近の家は昔の家と比べると
めちゃくちゃ明るいです!
その最大の原因とは昔の家と比べて軒が無くなった事。

 

人間の髪型に例えると坊主頭が多いんですよね、

だから明るいんです。

 

明るいのはいい事ですし、一見スタイリッシュに見えるかも知れませんが、はっきり言って
軒の無い家なんて論外です!

 

昔の家の軒がなぜあんなに出ているのか?
家の外壁は濡らすもんじゃない!と考えられていたからです

 

軒がしっかり出ていて雨に濡れない家に比べて、雨が降るたびに濡れてしまう家は寿命が1/3になってしまうとも言われています。

 

もちろん夏の強い日差しからも守ってくれます。

 

昔の家は太陽の位置までちゃんと考えられていましたからね!

夏は太陽の位置が高いので光を遮る、冬は太陽の位置が低いので光を取り込む。

 

昔の大工さんはすごいなぁ。

 

設計士さんなんていない時代ですからね。

 

ただね昔の家みたいに1mも出す必要はありません。

 

60センチで良いんです。60センチあれば夏は光を遮り、冬は光を取り込めます。

 

これは我が家の完成前ですが、上の大きい屋根は80センチ、縁側は60センチ軒が出ています!

と、ここまでは余談です(笑)

 

最近流行の高気密•高断熱住宅では窓が小さいという特徴があります。

 

これは冬の寒さの原因の約50%が窓からの冷気によるもの!とされているため
高気密・高断熱住宅では窓が小さいんですが、

 

それは二重ガラスにする、もしくはトリプルガラスにする
もしくは障子にするなどでかなり改善されます。

 

なのでやはり窓は大きくして

風をしっかり取り込んで空気のよどみをなくす、

光もしっかり取り込んで明るくする

 

こうやって自然をうまく取り入れる事で健康的に暮らしてもらいたいと思います。

 

もちろん家にも優しい造りで長持ちする家づくりをする事が大事ですよ!