清水、ついに茶室を建てさせていただくことになりました。
サラリーマンをやめて大工の世界に飛び込んだ時、2つの「夢」と言うか目標がありました。
1つは自分の家を自分で建てること。
2つ目は茶室を建てること。
1つ目は簡単そうで簡単ではなかったです。「医者の不養生」と並んで「大工の掘っ立て」なんて言葉があるくらいです。医者は患者さんは診るけど自分のことは中々診れない。大工さんはお客さんの家は建てるけど自分の家は掘っ立て小屋ですます。ってことわざですね。
その間仕事をしないので収入はない。大工さんが自分の家を建てるというのは中々に難しいことなんですよ。だけどこれはなんとかなった。
2つ目の茶室は僕の大工としてのキャリアが終わるまでになんとか1棟建てたいとずっと思っていた。
まさかこんなに早く叶うとは思ってもみませんでした。
茶室なんてバンバン建つものでもないですしね。総栂(つが)造りの茶室なんて1坪1000万円の世界ですし。
お話しを頂いてからは、京都まで茶室を見に行ったり、お茶(表千家)を習いにも行きました。
なんせ茶室を建てるのなんて初めてですから。
お茶をたてる人、お茶を飲む人はどんな気持ちなのか?ここを知るのが一番大事なはず。
出来る限りの準備をして最高の茶室を造ります!!
↑完成予想図です。僕自身2階建ての茶室は見たことも聞いたこともないので、めちゃくちゃ楽しみなんです!!
おしまい♪