日曜日ではありましたが、本日上棟でした!とてもいい天気で絶好の上棟日和♪







夕方までかかりましたが、無事上棟が終わって一安心しております。
作業を終えて、お客さんに家の中に入ってもらうと、第一声がうわー!良い匂い~!でした♪
僕は毎日触っているからなのか全く匂わないんですけどね(笑)
我が家に来られる方や、僕の建築する建物では全てのお客さんが必ず「良い匂いがする」と言われます。100%言われます。
これは当社の大きな特徴です。
フローリングの下地となるものはほぼすべての会社が合板(ベニヤ)を使っていますし、最近では80%以上の会社が柱や梁などに集成材を使っています。
だから接着剤の匂いがします。
ですがうちでは、合板は使わないため床の下地も無垢材です。柱なども当然集成材は使わないので自然のものばかりなのです。




そして何と言っても、乾燥方法にまでこだわった杉しか使わないため良い匂いがするんです。
最近の木材は切ったらすぐ山から降ろされて高温乾燥機(100℃以上)にかけられるため、木の成分が飛んでしまうんです。木が黒くなって、木の芯が割れるのが特徴です。切ってから製材されるまで数週間で木材として出荷されます。
うちで使う木はと言いますと、切り倒して山から降ろすまで半年間置きます。葉っぱが枯れて水分が少なくなるまで放置するんです。これを「葉枯らし乾燥」と言います。
そして乾燥機も低温乾燥機にかけてじっくり乾かし、木の成分が飛んでしまわないため木の良い香りがするんです。
良い家(木材)は良い匂いがするんです!
手間暇かかっている分木の値段も高くはなりますが、お金を掛けるならこういう所だろう!と僕は思っています。
木造住宅ですよ?木の家ですよ?
木より大事なことがあるんですか?と思っています。
木の水分や成分が飛んでしまった弱々しい木と、瑞々しい木ならどちらに家を支えてもらいたいですか?
僕なら瑞々しい木ですね。
もし匂いを嗅ぎに行きたい!という方がおられましたら是非ご一報いただいてお越しください♪本当に癒されますよ!
おしまい♪