盆栽に学ぶ個性的な家づくり

先日、日帰りで京都に行ってきました。 それも車で。えぇ疲れましたよ。 今年が大政奉還150周年という事で二条城で盆栽展をやっておりましたので それを見て来たんです。

以前から盆栽と陶芸に興味が有り、今回初めて盆栽を見て来た訳ですが まぁ美しかったですね。たまらんですよ。

はまりそうです。 いや、はまります。だってね樹齢700年の木とかあるわけですよ。

700年前っていうと1317年鎌倉時代で、この16年後に 鎌倉幕府が滅びるんですよね。

この木はそんな前から生きているのかぁ。 すごいな。

個性的な盆栽

今回の盆栽展では全部で100品くらいあったでしょうか。 そのすべてが個性的で同じものは2つとないです。 これらがすべて真っ直ぐで同じような形に整えられていたら どうでしょう?

全く面白くないですし絶対興味持たんです(笑)

個性的な梁

二条城の建物内↓

その後に行った石庭で有名な龍安寺↓

どちらも立派な梁が架かっております。 我が家のこの梁ですら樹齢80年だったので↓

これらの梁は何百年でしょうね!

例えばこれらの梁が全て真っ直ぐだったり 梁が集成材だったらどうでしょう?

俺たぶん、ひっくりかえりますね(笑) 集成材とは継ぎ接ぎの木で先日行ったコメダ珈琲の内装が正にそれでした↓ 以前、設計士さんが建てた家を見たとき 丸見えの柱に集成材が使われてて、しかもこんなシールまで ↓ 貼ったままで施工しているのを見て、 「この人どんな感性をしとるんじゃろう?」と 心の中で思ってしまったのはここだけの話しです。

個性のない木は見せません

何年か前からちょっと流行っているのかな? リビングなどにわざと梁を見せる家が多いですが、(こんなの↓) うちではこういった見せ方はしません。 見せるなら曲がったままの、生を感じる木しか 見せたくないんです。 工場で真っ直ぐに製材された木、 工場で張り合わされた木、 美しいとは思わないんですよね。 (あくまでも私見ですよ) だから我が家でも見せている梁は、 さきほどの写真の リビングにある4本の松と 玄関にある杉の丸太だけです。 そもそも木というのは、その辺に生えている木も 有名な屋久杉だって世界に1本しか無い木なんですよ。 1本1本に個性があるんです。 人間に似ていてくせの強いやつから、くせのないやつ、 色んな木がおって ほんと面白いんです。 だから木が好きなんです。 だから機械で同じ大きさ、 同じ形に整えられた木や 集成材には全く魅力を感じないんですよね。 特に集成材ね。 何十年も生きて来て 「今日からお前達は一緒に暮らす事になった」 って言われてるんですよ(泣) 可哀想じゃないですか? みんな個性があるのに… 先日リフォームが完成したお客様の家でも 個性的な梁があります! 1本はトイレで(トイレは以前アメブロで書いたので端折ります)⬇ https://ameblo.jp/iedukurien/entry-12299624588.html もう1本はリビングのテレビ台の上に⬇ 施工前↓ ここは元々両サイドに収納を付ける予定ではなかったので 、 本来ならもうちょっと開放的なんです。 この梁は解体する前はリビングにチラッと見えており 解体する前から絶対使えるな!と思っていたんです。 解体屋さんにきれいに取ってもらって 皮をきれいに剥ぎ直す↓ 皮剥←クリックで動画が見れます そして両サイドを電気かんなで途中まで削ぎ落として 電気カンナがけ←クリックで動画が見れます 最後にカンナで仕上げ↓ この時に撮って頂いた写真がこれで↓ 気に入ったので実は名刺にもなりました(笑) オイルを塗って色もちょっと変わったんですが 気に入らなかったので3回くらい削り直しましたね。 こんな感じで黒くなる(T_T)↓ まぁ手間がかかりました(笑) 今の時代、こういった曲がった梁を使うような家は少なくなりましたが、 昔の日本建築と呼ばれるような家に住んでいる方は 家の中にこういった木はゴロゴロと落ちて(使われて)ますからね。 ようは材料代はタダッて事ですよ。 うひょー(死語)ってなる木がたくさんあるんですよね。 まぁそもそも昔の家って 「丸太が使われていない家は家じゃない!」 なんて言われてましたからね。 今日は省きますが、 ここに丸太を使っていれば家は絶対に倒れない! なんて言われている部位もあります。 それくらい強度的にも大きな役割があるんですよね。 見た目にも良くて(個人差あり)強度も上がる。 最高ですね!! リフォームでは価値のあるものは取っておいて 再利用して使う! そんな工事が得意です。 いや、好きです。 思い入れの有るものは残してまた使いたい! そんなリフォームがしたい!という方はご相談下さいね。 おまけ 龍安寺の石庭↓ 京都盆栽大使と↓ 美人過ぎて距離感ハンパない(笑) 京都盆栽大使に熱く語る、一緒に行ってくれた熱い庭師さん↓