災害復旧で使ってほしいもの。

今日は兵庫県に行く予定だったんですがキャンセルして安佐南区や安佐北区のホームセンターを数か所まわりました。

 

皆さんからの情報で圧倒的に多かったのが土のう袋だったので探してきました。

 

ただの一枚もなかったところも数か所ありましたが、ちょっとだけあるところもあったのでとりあえず300枚買っておきました。

 

何の足しにもならん数かもしれませんが、もし必要なところがあるようでしたらお届けしますのでご一報ください。

 

ほんとはこの土のう袋もUVカットのものがいいんですけどね。いざ役目を終えた時、袋が朽ちて中のものがすべて出ちゃう可能性が高いので。

 

ただUVカットの土のう袋は8枚で1000円くらいするので個人レベルで大量に買うにはちょっとしんどいです。

 

 

それともうちょっと先なのかもしれませんが、もし屋根が壊れて一時的にブルシートで覆ったりしないといけない場合は絶対に#3000番以上のものを使用してください。

番号が絶対に書いてあります↓

こちらは#1200番です↓これはダメです。

これ以下のものはスカスカなので耐用年数も短いし、水をはじく力はそんなに期待できません。すぐに復旧できればいいですが、いつ直せるかはわかりませんし、これからの時期は紫外線がきついので#3000番以下だとほんとにすぐ朽ちてしまいます。

 

外に材料を置いてブルーシート掛けている僕が言うので間違いありません!!日々現場で使っていますし、仮にブルーシートでしのがないといけない場合は

絶対に#3000番のブルーシートを使ってください!!

 

こちらも言っていただければ張りに行きますので。

 

流木なんかでお困りの方もご一報ください。ワタクシ今の時代には珍しく、自分で木を倒しに行くこともある大工なのでチェーンソーもあります。

 

そしてもう少し先でしょうが、住宅の復旧に入ると思います。床上まで浸水した場合は断熱材は必ずすべてやり替えてください!!

 

ほとんどの家でグラスウールというガラス繊維の断熱材が入れられていると思いますが、一度濡れるとまず乾きません。グラスウールが乾かないってことはそれと接している柱や、土台、壁などすべてカビだらけになります!!

「木」は一度や二度濡れたくらいじゃカビは生えません。濡れ続けることでカビが生えてきます。断熱材が乾かないということはその他も乾かないってことです。

 

そしてできれば断熱材は弊社でも必ず使っている羊の断熱材をおすすめします。どこでの災害だったかは忘れましたが、以前床上浸水の被害があった地方では、グラスウールの断熱材はすべてダメだったが、羊の断熱材は乾いていた!ということで新聞にも取り上げられていました。

 

いつどこで起きるかわからない自然災害ですから災害に強い建材にしておきましょう。

 

今日書いたことは土のう袋以外はすぐには役に立たないかもしれませんが、頭に入れておいていただけたらと思います。

 

おしまい。